小狐話楼

趣味の話を、とりとめもなく

「道草屋」へようこそ

というわけで、前回の続きです

前回は同人方面における催眠音声や安眠音声の変遷をふまえつつ、
「VR耳かきアプリ」がどのような経緯で生まれたか・・・という話を書きまして、
その中で「道草屋シリーズが一つの到達点である」という話をしました

今回はその「道草屋」の話を深掘りしていくわけですが・・・って、
前回の話を読んでないですって?

・・・そりゃ、UPしてませんからね・・・Σ(・ω・ノ)ノ

いや、記事自体はGWのあとくらいに書きあげていたのですが、
あまりにその・・・あれな話になってまして、
最近の私の基準をもってしても、ちょっと厳しいかなと

納得できるレベルに書き直そうにも、あれな話に触れぬまま、
一連の流れを紹介するのは無理でして、
いろいろ考えているうちに時間も経ってしまったし、もういいかなと(´-ω-)

ということで、道草屋にかかわる部分だけ抜き出しますと・・・

たまたま発見した「道草屋」は、
まさにいろいろな意味でハイレベルに到達しているシリーズでして、
これで久々に音声系をチェックするようになりました

今年の頭にこれの完成度の高さに気づき、
冬休み中にほぼ買いそろえてしまいましたΣ(・ω・ノ)ノ

ただ・・・この「道草屋」の良さについては、
単純に「音の質が高い」だけでは説明できないのです

なので、これに関してはまた後日改めて...φ(・ω・`)

ということで、今回がその「後日」でございます...φ(・ω・`)

「道草屋シリーズ」とは何か?

こちらの方が作成している、同人の音声データシリーズになります(´・ω・)っ

桃色CODE

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先ほども書いたように、大前提として音のレベルが、
特に「環境音を含めた音の自然さ」という意味で、
ものすごくハイレベルってのがあります

前回も書いたように・・・って、前回がないのであらためて書くと、
最近は環境音まで含めたバイノーラル録音の音声データが増えてますが、
その中でもこのシリーズは一歩抜き出ているというか・・・

ただですね、このシリーズ最大の売りは「世界観の構築」だと思うわけです(`・ω・´)

通常、音声作品はその作品内でしかキャラを表現できません
しかし、このシリーズは漫画という形で店員さん達の日常を連載しており、
その中に「客」として入り込むという感じなので、感情移入度が違うのです

また、そういったバックボーンがあるからこそ、
店員さんの台詞に「あ、これ漫画で見たやつや」というのを入れ込むことができ、
聞いている側も思わず聞きながら突っ込みを入れてしまうとか・・・

通常、なじみがない方にこういった音声作品は勧めづらいのですが、
道草屋の場合はとりあえず漫画を読んでもらうってことができますし、
気になった店員さんがいれば音声の方もお試しってのがいいかもしれません

道草屋のシステム

ここからは設定の話になります...φ(・ω・`)

「道草屋」はどこかの田舎にある古民家を利用した宿泊施設で、
お客は店員さんを一人指名し、
(主に睡眠前に)リラクゼーション的なサービスを受けられます

メインは「耳かき」ですが、マッサージ・髪の手入れ・怪談など、
店員さんによっていろいろ得意分野があります
最近多い二本収録の場合、昼間に耳かき、夜はマッサージ・・・といった場合もあります

ただし、マッサージの時には店員さんがサービスしすぎるケースがあり、
そういったお話の場合は購入時に年齢制限がつきます(*ノ∀ノ)

あくまでそういったサービスがメインのお店ではなく、
店員さんが調子に乗ってやり過ぎてしまった・・・という感じです
(ただし、約一名は狙ってやっている感が・・・)

なお、あくまでメインは一作品で一人ですが、
ゲスト的に他の店員さんが出てきたり、
そもそも最初から二人セットというケースもあります

道草屋の店員さん

最後に店員さんの紹介ですが、
あくまでこれを書いている時点での店員さんになります
今後も増えることがBlogで明言されていますし、そもそも「七草」が揃ってませんからね・・・

すずしろ(しろさん)

一番最初に登場した店員さん
かわいらしい感じだけど、20歳は超えている
外部からやってきた最初の店員さん

本人も言っているように、どことなく動物っぽいというか、犬っぽい感じ
普段はおとなしいけども、スイッチが入ると没頭するというか暴走する(lll゚Д゚)

過去に3回はスイッチが入っており、
うち2回は「やらかしている」(しかも1回は逆ギレされるΣ(・ω・ノ)ノ)

あとはくせ毛がひどく、特に梅雨に入ると髪が爆発してしまい、
だいたいふてくされているというか、ダークサイドに入っている

というか、わりとことあるごとにダークな一面を見せており、
特につきあいの長い芹さんに対して冷たい視線を向けることが多い

芹(芹さん)

道草屋の店主で女将
そもそも道草屋自体が芹さんの祖母が始めた店らしく、
ちゃんとマッサージの免許も持っている

背が高く、スレンダーかつきょぬーで、着物が似合うという、かなりの美人
しかし、その性格は一言で言うと「残念な美人」

お酒が大好きで、酒癖が悪く、たまに飛ばすお茶目なギャグが滑ったりもする
だがそれがいい( ゚Д゚)y─~~

特に酒癖に関しては最悪で、酔ったまま接客してやらかしたり、
最新作でも客とお酒を飲んでいる間にやらかしそうになっている

他に忘れてはいけない特徴として、怪談が得意というのがあり、
ことあるごとに怪談を披露したり、その演出に他の店員さんを使ったりする
あと、実は三味線が弾ける*1

普段は狐耳のように見える髪飾りをつけており、本人もわりと狐を意識している
だからというわけではないが、「狐の親子」の子守歌を口ずさんでいることが多い
(メロディだけ鼻歌で歌っているとか、三味線で弾くとか)

年齢は不詳だが、少なくとも昭和生まれであることは間違いなく、
稲さんが来る時に「平成生まれが!」と騒いだものの、共感されなかった
(逆に言えば、芹さんとはこさん以外の面子は全員平成生まれということに)

すずな(ずなさん)

道草屋で唯一の未成年
ずなさんがお店にやってくるところから漫画が始まっている

道草屋の舞台はバスが1時間に一本の田舎だが、
そこよりもっと田舎で祖母と暮らしていたためか、
世間の常識に致命的なレベルで疎く、道草屋で修行中

おそらく18歳は超えているはずだけども、
体もあまり大人っぽくなく、言動もあってずっと幼い感じがする

あまり自分に自信はないようだけども、髪を切るのは得意で、
闇床屋としてサービス中(免許がないのでお金を取ると怒られる)
他にわらじ編みも得意らしいが、本人も言っているように、どこで生かすのかは不明

なぜかアイヌっぽい服と袴で接客しており、
どこかの村の巫女さんとかぶっているが、こちらの方が純真で素直
しかし、それがゆえにはこさんにつけ込まれて大変なことにΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)

嘘の知識を教え込まれることも多々あるが、
性的ないたずら(未遂も含む)も多々仕掛けられており、
「ひろいもの」の時にはとんでもないことに・・・

はこべら(はこさん)

芹さんの幼なじみ
表面的には知的でミステリアスな美人だが、
その本質は「変態紳士」で「痴女」Σ(゚Д゚)ガーン

他の店員さんが結果的にやらかしてしまうのに対し、
この人だけは能動的に狙ってくるので危険

「私のこと、痴女だと思ってませんか?」と聞かれた時、
誰もが全力で「思ってる」と答えるレベルΣ(・ω・ノ)ノ
(少なくとも私は「・・・今さら?」と突っ込みを)

普段は主にずなさんをおもちゃにしている*2が、
たびさんに対してもあれな指導をした可能性あり(名言はされてないが流れ的に)

店員さんとしては芹さんと同レベルの最古参のはずだが、
ずなさんがやってきた時点では一時的に離れていたか、
あるいは単に登場してなかっただけかは不明

最新作では初期の頃に二人で店を回していた的な思い出話もあり
いかがわしい脱線さえしなければ、接客レベルは芹さんと同程度に高い

自分の家(実家か賃貸か持ち家かは不明)があり、
そこから通っているが、お風呂は店のを使っていたりと、
なんだかんだで普段から入り浸っている

稲(稲さん)

はこさんの次に登場した店員さん
同級生のたびさんとペアで活動することが多い
なぜかこの人だけ「七草」ではなく、「七草がゆ」の一部であるΣ(・ω・ノ)ノ

いつも眠そうにしており、自堕落な雰囲気を漂わせているが、
不真面目なわけではなく、
むしろ真面目すぎるたびさんに突っ込みを入れたりもする

自立しようとしないので、家から追い出されて離れにいたが、
「通い妻」のたびさんがかいがいしく世話をしてしまったため、
たびさんは出禁になってしまった
(たぶん、まだその離れに一人暮らし?)

現時点でやらかしていない唯一の店員さんだが、
作者さんもどのようにそういった展開に持ち込むかで悩んでいる模様
たしかに、そういう雰囲気が一切ない(´-ω-)

たびらこ(たびさん)

現時点では一番最後の店員さん
「たびらこ」とは「仏の座」の別名なので七草の一部
(稲さんが七草ではないので、少なくともあと2名増える可能性?)

稲さんとは唯一の同級生で、しろさんが二人のことを学校で見ているところからして、
おそらくしろさんはやや二人より年上と思われる
昼は実家のうどん屋を手伝い、夜は道草屋で仕事している模様

一言で言うと「母性をもてあましている人」
稲さんに世話を焼きすぎるだけでなく、ことあるごとに世話を焼きたがる
(時にそれが裏目に出ることもあり)

もてあました母性が暴走し、一度やらかしているが、
本人にやらかした自覚がないあたり、ある意味やばい(lll゚Д゚)

*1: 三味線の回には譜面がおまけでついており、この作者さんはそんなところまでいけるのかと驚愕(lll゚Д゚)

*2: 「道ばたにエロ漫画放置事件」「フランス書院事件」「女の武器事件」「風呂でいたずら(未遂)事件」「ヒエラルキー事件」・・・等々

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