小狐話楼

趣味の話を、とりとめもなく

銀河の天使達

先日、「サクラ大戦」について書いたわけですが、
全面的にはまったのは事実としても、ある意味ベタすぎて、
(私の中では)話としては面白みに欠ける部分もあるわけですよ*1

今回のもある意味ではメジャーなのですが、
サクラ大戦」と比較して一般認知度は低いと思われるというか、
個人的にはこっちの方が好きなんですよΣ(・ω・ノ)ノ

ギャラクシーエンジェル DVD-ROM版

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ギャラクシーエンジェルMoonlit Lovers スタンダードDVD版

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GALAXY ANGEL エターナルラヴァーズ 通常版 (DVD-ROMのみ)

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サクラ大戦のSF版」と書いてしまうと、どちらに対しても失礼になりますが、
要は「パイロットのテンションを上げて戦闘を有利にするSLG」です

ただし、サクラ大戦の戦闘パートがある種の「見せ場」で、
テンションの上がりきったキャラで無双するのがメインだとすると、
ギャラクシーエンジェルの戦闘パートは純粋に「リアルタイムSLG」なんですよ

戦闘は宇宙における戦闘機*2同士のリアルタイムバトルになっており、
特に何も指示しなくても、各機が作戦に従って勝手に行動していきます

でも、ゲージが溜まったので必殺技を使わせるとか、
エネルギーが低下したので補給させるとか、
特定の敵を集中攻撃させる・・・といった指示で戦況を動かすことができます

しかも、リアルタイムに各パイロットが状況を通信で伝えてきて、
「敵を撃破」「被弾してやばい」「補給を求む」みたいな台詞*3が飛び交うので、
それだけでも「必死で戦っている感」があるんですよね( ゚д゚)o彡゚

そもそも、各戦闘機視点で戦闘を眺めているだけでも、
かなり派手で面白い*4というか、交戦中でなくてもいろいろ通信してきて、
それが各話に沿った内容*5だったりで、とても良くできてます

で、少なくとも1作目においては、各キャラの章があり、
その章で好感度を上げまくって*6戦闘を勝ち抜き、
後半になんか強い敵が出てきて、最後に逆転勝利するというベタな話になってます

でも、有利とは言いつつ絶対的ではなく、
特に後半はプレイヤーがきちっと指示を出していかないと、
楽には勝てないバランスなのです(lll゚Д゚) *7

実際、2作目には戦闘のみを順にクリアしていくタイムアタックモードもあるくらいで、
かなり「ゲーム」としての側面を意識した作りになっているわけです

話としても、2作目以降は「前作で誰と結ばれたか?」を冒頭で選ぶ仕組みになっていて、
特に2作目では冒頭数話が各キャラ専用ルートになっていたりと、
なかなか凝っています*8

背景となる世界観もかなり作り込まれている*9のも魅力で、
サクラ大戦とは違った意味で、完成度の高いゲームです(`・ω・´) b

惜しむらくは、第二シリーズがPS2専用になってしまったことです

第二シリーズは第一シリーズの数年後という設定で、
第一シリーズで最終的に行き着いた状況からの続きになっているらしい*10のですが、
結局PC版が出なかったんですよね・・・(´・ω・`)

マウスに特化した戦闘シーンの操作に慣れていたのと、
その頃にはPS2を押し入れにしまい込んでいたのもあって、
どうしてもPS2版に手が出ませんでした*11

今なんらかのリメイクが出ればまた違うと思いますが、
さすがに難しいでしょうね(´-ω-)

あと、アニメ版もあるのですが、こちらはシリアスなゲーム版とは全く違う、
かなりコメディ色の強い内容になっているそうです
(見たことがないのでわかりませんが)

・・・書いているうちにまたやりたくなってきたので、
久々に引っ張り出しますかね・・・
もちろん、ミント*12狙いルートで( ゚д゚)o彡゚


なお、これを書いている最中、長いこと使っていた、
ミントのキーホルダーが壊れたことをご報告申し上げますΣ(゚Д゚)ガーン

*1: マイナー寄りが好きな私としては、メジャーなものはこう、「語る」には乗り切れないというか・・・

*2: 味方の戦闘機は「紋章機」と呼ばれてます

*3: しかもフルボイスで

*4: 綺麗なグラフィックで見たくて、グラボを新調したくらいで・・・Σ(・ω・ノ)ノ

*5: 戦闘関連以外の台詞はカメラで見ているパイロットのみになりますが

*6: 紋章機の出力は元々不安定で、搭乗者のテンションによって出力が左右されるシステムが搭載されており・・・続きはWikipediaあたりでΣ(゚Д゚)ガーン

*7: 勝てたとしても損害が出るとか・・・

*8: サクラ大戦でも前作のデータを読み込んで深い関係からスタートできますが、最初から好感度が高いとか、特別なイベントが差し込まれる等があっても、話そのものが大きく変わったりしません

*9: なにしろ「あの」水野良監修ですので

*10: 一応漫画版は読んだので・・・

*11: ちょうど、私生活が迷走していた時期なのもありまして・・・

*12: パイロットの一人でテレパスの腹黒いお嬢様 紋章機は偵察・オペレータ的な位置づけだが、必殺技の広範囲攻撃が強い にこやかに笑いつつも時々えげつなく、しかも素直ではない 考え方が私自身に近すぎるところがあり、シナリオというか心理描写がわかりすぎて困った おそらく乙女座的性質の強いキャラ