小狐話楼

趣味の話を、とりとめもなく

たまには直球勝負

どちらかというとこのBlogは、
あまり知られてない漫画等を優先的に書くようにしているのですが、
冷静に考えると「4コマ」ってカテゴリ自体、決してメジャーではないわけで

かといって、これまで書いたことがある漫画だと面白くないので、
私の中で最大の直球を投げてみますΣ(・ω・ノ)ノ

動物と話せて、動物の外見も人間のように見えてしまう5歳児*1が、
いろいろな動物と騒動を起こす日常系コメディです

状況の変化*2があっても、ストーリー性はないので、
いくらでも続けられる的なあれです
まさに「4コマとしての鉄板構成」です

増刊号や季刊のSTORIAで「ちょっといい話」があったりとか、
最近の4コマの流れをど真ん中で踏襲していますが、
全体に完成度が高く、長いこと表紙+巻頭カラーを守っています

ちょっと説明しづらいのですが、「擬人化」ではなく、
「人間ならばこういう人だろう」的な表現なのですが、
わりとその表現というか雰囲気が的確なんですよね・・・

にもかかわらず、出てくる動物の種類がすごいんですよ
メインで出てくるのは自宅で飼っているのは犬・猫等なのですが、
それ以外にも大量の動物が登場します

ちなみに、この作者さんはこの漫画以外に
「天使の事情」*3という漫画を描いているだけで、
竹書房以外では一切描いてませんΣ(・ω・ノ)ノ

たいてい、竹書房芳文社でデビューして安定すると、
もう一方でも連載を持つ方が多いのですが、
デビュー以来この2作だけってのは、わりと珍しいかと *4

あと、数年前に「なんやかんや」あったようで、
いきなり単行本の発売日が延びたり、唐突に休載したりがあったのですが、
たぶん、深く突っ込んではいけないんでしょうね・・・(´-ω-) *5

それ以降は特に問題なく続いており、
「THE・4コマ」として万人にお勧めできる作品ですので、
4コマに興味があるけど、どれを選んでいいかわからないって方はぜひ

まあ、このBlogを読んでいる時点で、
何らかの形で4コマに手を出している方が圧倒的だとは・・・Σ(・ω・ノ)ノ

*1: どうも「遺伝」らしく、母親や祖母もかつて同じ能力があったようで

*2: 高校生の兄に彼女ができる・飼っていた動物に子供ができる等

*3: 乳幼児が自分達にしか通じない言葉で会話するという日常系コメディ

*4: 多作だからいいってものではないです、もちろん

*5: 増刊号恒例のエッセイ漫画の内容に変化があったことから、だいたい推測できますが・・・